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社会保障制度

社会保障制度とは、働く上で関係してくるさまざまな手当、年金、医療保険などの公的扶助のこと。細かな数字や法律が絡んでくると「難しそう……」と敬遠してしまいがちですが、知っておくとお得になる方法もあります!
しっかり知識を身につけて、賢く無駄なくお仕事をしましょう。

子育てしながら働くことを応援する制度

出産・育児で退職してしまう方が多いのですが、正社員のみならず、パートや派遣社員でも育児休業制度を取得できます。(ただし、働き方によって条件があります)一度社会から離れてしまうと復職するのは難しいもの。できたら働き続けたいですね。
復職してからは、短時間勤務制度や、子ども一人につき年間5日間の看護休暇、時間外労働や休日労働、深夜労働の免除などの権利が、ママだけではなく、パパにも認められています。
また、社会保険に加入している方は、3歳未満の子どもを養育する期間、養育前より、報酬(給与)が下がっても、将来の年金の額に影響がないよう、養育前の報酬(給与)で算定するという従前標準報酬月額みなし措置という制度もあります。

マタニティハラスメント(マタハラ)

上記のようにさまざまな権利が認められていますが「妊娠が判明した途端に契約解除を言い渡された」「育休明けに復職して、不当な扱いを受けた」などのマタニティハラスメント問題も発生しています。
もし、残念なことにマタハラを受けた場合は、あなたの身を守るために労働局の雇用均等室などの専門機関に相談することをおすすめします。
また、このような制度を利用できることを当然と思わず、周囲への感謝の気持ちをあらわすこと、職場になくてはならない存在と思われるよう日頃から信頼関係を築くことも重要ですね。

働き損にならないために!
覚えておきたい「103万円の壁」と「130万円の壁」

ご主人の扶養の範囲内で働く場合、頭に置いておきたいのが「103万円の壁」と「130万円の壁」。一定額以上の収入を得ると、思わぬ支出が発生し、家計全体の収入が増えても、手取りが減ることがあります。
「103万円の壁」、これは自分自身で所得税を払うことになり、ご主人の配偶者控除からもはずれてしまいます。(その代わり、141万円までは配偶者特別控除が適用されます)
次に「130万円の壁」は、ご主人の社会保険の扶養からはずれ、パート先で社会保険に加入できない場合は、国民健康保険料と国民年金保険料を自己負担する必要があり、大幅に支出が増えます。もし年収が130万円以上になるなら、思い切って扶養の範囲と決めないでどんどん収入を増やした方が良いかもしれません。

監修:遠藤起予子社会保険労務士事務所
遠藤起予子氏


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