前回の記事で、絵本を『読みあう』ということについて書きました。
読み手と聞き手が互いに心を通わせ、相手の反応や心の動きを受け取り合い、
一緒に絵本を読む時間が、楽しくて豊かな記憶になる、ということ。
最近、寝る前の読み聞かせを、私に代わって娘がやってくれることがあります☺️
きっかけは、私が疲れていて「今日は読み聞かせする元気がない……」と思った日、娘に「ママの代わりに読んで~」とお願いしてみたことでした。
最初は「え~~~」という感じだったものの、息子の「ねえねが読んで!」という言葉に、しぶしぶ読み始めました。(姉は弟に頼りにされるのが大好き🤭)
その娘の読み方がまた上手で!いつの間にかこんなにしっかりと読めるようになっていたのだなと、しみじみ。登場人物のキャラクターを絶妙に捉えつつ、抑揚や感情の起伏をつけながら、娘ならではの世界をつくりだしていました。
息子も声を出して笑ったり、ツッコミを入れたり。それに応えるように、娘もどんどんのってきて、もっと楽しませたいという心が伝わってきます。そして、娘自身もとても楽しそう🥰
そういう全てを感じながら、私もあたたかい気持ちになりました。
いつも私が読み聞かせるのとは明らかに違う、同じ本の同じ言葉なのに、別の物語かのようで。これが『読みあう』ということなのかな、と思いました。とても豊かな時間でした。
絵本を読みあい、姉と弟が互いに育ちあう。それだけではなく、母である私もまた、知らない世界を知ることができる。子ども達に、日常の些細なことの豊かさを教えてもらう毎日です。
二人育児は大変なこともありますが、こういう瞬間に出会えると、いろいろなことが救われる気がします😌
こんな一瞬一瞬を、大切にしていきたいと改めて思いました。