我が子の成長を、同じ年齢のほかの子と比べて、発達に心配や不安を感じたことがあるママやパパは、少なくないのではないでしょうか。「出産時に同じお部屋だったママ友のお子さんは、つかまり立ちができている」「周りのお子さんは、お話ができるようになってきたのに、うちの子はまだ話せない」など、気にし始めると心配は尽きません。子どもはみんな同じ発達をするわけではなく子どもの発達には違いはあります。お子さんの発達に心配や不安がある場合には一人で悩まずに、まずは自治体の発達相談窓口に気軽に相談してみましょう。ほかにも地域の『児童発達支援事業所、放課後等デイサービス※1』でも相談に応じてもらえます。
今回ママNaviでは、そんなママやパパの心配や不安の相談施設『児童発達支援事業所放課後等デイサービス』の利用方法などをわかりやすくご紹介します。
お子さまの発達に不安があると感じた時、どこに相談したらいいのかわからない・・・
そんな時は気軽に地域の『相談支援事業所※2』に相談してみてください。かかりつけの小児科の先生に相談するのも1つの方法です。先生から相談支援事業所へ紹介状を書いていただくこともできます。相談支援事業所ではお子さんの状況を確認し、その子に合った支援の仕方を提案してもらえます。不安は一人で抱え込まず気軽に相談することをお勧めします。
利用料の限度額や、教材費、おやつ代等、送迎に関しては各事業所にご確認ください。
https://www.city.sapporo.jp/shogaifukushi/jiritsushien/2-4_hiyouhutan_sougousienhou.html
発達に心配のある子どもと家族を支える、児童福祉法に基づいた療養専門事業の名称です。『児童発達支援事業』は就学前の子ども、『放課後等デイサービス』は小学校から高校生が利用できます。
正式名は『指定特定相談支援センター』、あるいは『指定障害児相談支援事業所』と言います。(以下、これらを『相談支援事業所』とします。)保護者からの困り感やニーズの聞き取りや子どもの行動観察などから、事業所の組み合わせ、サービスの検討を保護者と一緒に行い『利用計画案※3』を考え作成します。
札幌市内の『相談支援事業所』一覧表はこちら
https://www.city.sapporo.jp/shogaifukushi/guide/soudan/index.html
正式名所は『サービス等利用計画案・障害児支援利用計画案』と言います。(以下、これらを『利用計画案』とします。)子どもがどのように育って欲しいか?を考え、目標を具体化するための計画案です。その目標を達成するためにいつ?何時間?サービスを利用するかを立案したものです。『利用計画案』は『相談支援利用所』に作成依頼をします。『相談支援利用所』依頼への費用はかかりません。『利用計画案』は、保護者自身での作成も可能です。
障害のある未就学の子どもが身近な地域で発達支援を受けられる施設です。児童発達支援センターは地域の中核となる障害児の専門施設として、障害の種別に関わらず適切な支援を受けられるよう質の確保を、児童発達支援事業所は通所しやすいよう、できる限り身近な地域に多く設置し、量の拡大を図る意味で設けられています。
児童発達支援事業所には、学習・音楽・体育など各事業所ごとにそれぞれ特徴があり、その子の弱い部分を補える様に利用計画を作成していきます。事業所の特徴に合わせて複数の事業所を平行して利用する事も可能です。
https://www.city.sapporo.jp/shogaifukushi/guide/soudan/index.html