子どもの成長の過程や記念日は、きちんと写真に残しておきたいものです。
お宮参り、ハーフバースデー、誕生日、七五三、入学式、卒業式…子どもはあっという間に大きくなりますが、その時々の姿を写真に残しておけば、家族の貴重な思い出の記録になります。
せっかくの大切な写真、プロの手で素敵に撮ってもらいたいけれど、たくさんある写真館の中からどこを選んだらよいのかわからない!という方も多いのではないでしょうか。
失敗しない写真館選びのポイントをいくつかご紹介します。
もくじ
1-1.昔ながらの街の写真館
1-2.大手チェーンの子ども向けスタジオ
1-3.一軒家のハウススタジオ
2.重視するポイント
2-1.衣装
2-2.立地の利便性
2-3.写真データの有無
2-4.料金
2-5.写真の雰囲気
3.まとめ
写真館には様々な種類がありますが、
・昔ながらの街の写真館
・大手チェーンの子ども向けスタジオ
・一軒家のハウススタジオ
の3種類に大きく分けられます。
まず一つは、地域で昔から愛されている、歴史ある街の写真館です。
カメラマンの長年の実績と確かな技術によって、上質な写真を撮ってもらうことができます。写真の構図も決まっていて、撮影枚数も少なく、短時間で済むことが多い傾向です。
シンプルで正統派な雰囲気の仕上がりになるので、証明写真や家族の記念写真などと相性が良いと言えます。
次に、全国展開している大手チェーンの子ども向けスタジオ。CMなどで目にする機会も多いと思います。
背景や衣装が可愛く華やかで、子どもも楽しんで撮ることができる雰囲気です。
カメラマンも子どもに慣れているので、うまく笑顔を引き出して明るい表情を撮ってくれます。
着物やドレス、キャラクターのコスプレなど、衣装が豊富で、着替えて何パターンも撮影できるため、一度の撮影で様々な写真を楽しむことができます。その分、撮影時間が長くなる傾向があるので、子どもを飽きさせない工夫が必要です。
各種キャンペーンや待ち受け画面のプレゼント、マグネットやキーホルダーなどのグッズも充実していて、あらゆる形で撮った写真を残しておくことができるのも特徴です。ウェブから撮影予約をすることもでき、ウェブ限定の特典がある場合もあります。
商業施設の中などにあることが多いため、アクセスが良好なのもポイントです。
近年人気が高まっているのが、一軒家がまるごと写真館になっているハウススタジオです。一組でスタジオを貸し切って、アットホームな雰囲気で撮ることができるのが特徴です。
ナチュラルでおしゃれな落ち着いた仕上がりで、カメラ目線の笑顔だけではない子どもの自然な動きや表情を切り取ってくれます。
撮影した写真データをもらえることが多く、家族や親戚で共有するのに便利です。
このように、写真館によってそれぞれ特徴があります。自分の重視するポイントがどこにあるのかを考えて、あなたにぴったりの写真館を見つけましょう!
写真を撮る目的によって衣装も変わります。
昔ながらの写真館は衣装の数が少ない傾向ですが、自前の衣装で正装して撮る場合には向いています。
七五三で和装も洋装もしたい場合や、キャラクターのコスプレなど色々な格好を楽しみたい場合は、衣装の豊富な大手チェーンのスタジオがぴったりです。
親も着物のレンタルや着付けをしてもらえる場合もあるので、家族で晴れ着姿の写真を撮ることもできます。
また、お宮参りや七五三の着物、卒業式の袴などをそのまま一定期間レンタルできるところもあり、写真を撮った後に神社へお参りに行ったり、式典に参加したりすることも可能です。
ハウススタジオは、シンプルで今風の衣装が取り揃えられているので、ナチュラルでおしゃれなテイストで撮りたい場合におすすめです。
子連れでの外出には立地の利便性も重要です。荷物が多くなったり、子どもが疲れてしまったりするので、アクセスしやすい場所がありがたいですよね。
昔ながらの写真館は街中にあることが多く、駐車場がなかったり、狭かったりする場合もあります。また、子ども向けの施設ではないため、ベビーカーでそのまま入れるか、授乳室やオムツ替えスペースがあるのか確認が必要です。
子ども向けのスタジオは、商業施設内などにあることが多く、駐車場も完備されていて便利です。トイレや授乳室などの設備も整っていますし、撮影の前後の時間に食事や買い物もしやすいです。
ハウススタジオは街中や郊外など様々なところにあります。駐車場の有無は事前にチェックしておくと安心ですね。
昔ながらの写真館では、実物の写真のみの提供という場合が多いですが、子ども向けスタジオやハウススタジオでは、撮った写真のデータをCDなどの形で入手できる場合があります。
データがあれば、印刷して家族や親戚に配ったり、年賀状に使ったりすることもでき、用途の幅が広がります。
プランによってデータの有無が異なる場合もあるので、確認しましょう。
昔ながらの写真館は、カット数によって商品の料金が一定であることが多いですが、子ども向けスタジオには様々なメニューやプランがあるので、何が必要かよく検討することが必要です。
写真が何カット付いているか、データは付いているか、キャラクターの衣装によるプラス料金はあるかなども確認して、求めるものを満たす最適なプランを選びましょう。
また、撮影料割引などのクーポンを利用できる場合もあるので、併せて確認すると良いでしょう。
写真館の種類によって、仕上がる写真の雰囲気も異なります。
きちんとした構図で格式高い雰囲気で撮りたいなら昔ながらの写真館、
子どもらしく華やかな可愛い雰囲気で撮りたいなら子ども向けスタジオ、
おしゃれで落ち着いた雰囲気で撮りたいならハウススタジオがおすすめです。
更に最近は、公園や神社などにカメラマンが出張して撮影するロケーションフォトも人気です。自然光の中、開放的な雰囲気の自然な写真が撮れます。
目的と用途を考慮し、どんな雰囲気の写真が良いかイメージしてから、それに合った写真館を選びましょう。
以上のように、写真館の種類によっても、またそれぞれの写真館によっても、特徴は様々です。
何を重視するか、どんな写真にしたいかを明確にして、自分たちに合った写真館を選びましょう。
写真は、成長してもずっと形に残る大切なもの。後悔しないように、納得いく写真館選びの参考にしてみてくださいね。