異例の暑さが続いた北海道にもついに少し遅めの冬がやってきました。
雪もちらちらと降り始め、4歳の息子は「雪遊びしたい!」と大騒ぎ!😆
そこで札幌生まれ札幌育ちの筆者が自身の経験も踏まえ、おすすめの雪遊びや雪遊びスポットをまとめてみました。
そもそも雪遊びをする時、服装はどんな服装が良いのか、雪遊び用のおもちゃは必要なのか、迷ってしまうものです。
下記で項目別にご紹介していきます。
子どもの服装は断然、スキーウェアがおすすめです。
北海道の子ども服売り場では、12月に入るとサイズによっては品薄になる商品も出てくるくらいスキーウェアはマストアイテムです。
スキーウェアもつなぎタイプと、セパレートタイプがありますがトイレの時に脱ぎ着が楽なのはセパレートタイプです。
ただ、保育園や幼稚園によってはつなぎタイプの指定などもあるので、購入前にはしっかり確認すると良いでしょう。
スキーウェアは丈の長さを調整できるものも多いので、これから購入するという方は大きめのサイズをおすすめします。
厚手のジャンパーに長靴でも問題はないのですが、雪が積もっているとズボンが濡れることなんかおかまいなしに遊びたくなるのが子どもというものです(笑)
ぜひスキーウェアを着て思う存分遊ばせてあげましょう!😆
あとは、紛失防止のために紐を付けた手袋、冬用の長靴、帽子も必須です。帽子は耳当てが一体になっているものや、耳が隠れるくらい深くかぶれるものが特におすすめです。
さらに、積雪量がかなり多い時には脚絆(きゃはん)と呼ばれるブーツカバーもあるとより安心です。
一緒に遊びを見守る私たち保護者の服装はどんなものがいいか🤔
これも一番おすすめなのはスキーウェアです。
しかし、スキーもスノーボードもやらないよという方にとっては、「わざわざ買うの?🤔」ともなってしまいます。
私自身もここ数年はスキーもスノーボードもしていなかったので、雪遊びを一緒にする時は、
ロング丈のダウンコートにひざ下まである長靴、手袋・帽子といった服装でした。
上のコートがロング丈というが防寒ポイントです。
最近はホームセンターやスポーツショップでスキーウェアも安価に手に入るので、
上下セットではなく、ズボンだけ購入するのも良いかもしれません。
雪遊びのときは両手をあけておきたいので持ち物はポケットにしまうか、
鞄を持つとしてもウェストポーチやリュックがおすすめです。
雪自体が遊び道具になるので、正直何もなくても遊ぶことができます。
でも、ソリや、バケツやシャベルなどのお砂場セットがあるともっと遊びの幅は広がります。
ソリもわざわざ買う必要はなく、『米袋ソリ』が便利です。
雪国育ちの方であれば一度は作った経験があるのではないでしょうか。
材料は米袋と100円均一で揃うようなもので、作り方も今はインターネットで検索すると画像付きでわかりやすいものが何件もヒットします。
難しい作業ではないので、ぜひお子様と一緒に作ってみてください☺️
ただし!米袋ソリは基本一人乗りなので、親子で、きょうだいで乗る場合は大きめのソリを購入するのがおすすめです。
ちょっとその辺へ買い物、なんて時も子どもをソリに乗せて親が引っ張る、という光景をよく目にします。
北海道でソリは一家に一台!が当たり前になっています😆(笑)
「雪遊びといってもうちはマンションで庭もないし・・・」という方もいると思います。
そこでマンションのベランダなどでもできる雪遊びのひとつが『色水遊び』です。
紙コップに絵の具を溶かした色水を何色か用意して、雪の上で色水を混ぜて色の変化を楽しむ遊びです。
これは1歳頃からできる遊びで、ベランダだけではなく、もちろんお庭でも楽しめます。
さらにはバケツに雪を入れて、浴室でもできる遊びなのでぜひお試しください。
あとは、雪だるまづくり⛄️
手のひらサイズの小さなものであれば意外と簡単に作ることができます。
私が子どもの頃は小さな雪だるまを作って冷凍庫に入れてました。気づくと親に処分されていた、ほろ苦い思い出です😂(笑)
また、定番ではありますが、雪が沢山降り積もったら作りたくなるのが『かまくら』。
子どもと雪遊びというよりは、大人たちの雪かきの延長線上にあるものかもしれません。
昨シーズン、友人宅に大きなかまくらを作ったとのことで遊びに行かせてもらいましたが、
子ども達は大興奮!「かまくらの中あったかーい!😳」と、かまくら内でおままごとを楽しんでいました。
雪が積もるといつも遊ぶ公園も違った遊びが楽しめます。
上記で紹介した米袋ソリで遊んだり、ミニスキーを楽しむ姿も多く見られます⛷
ミニスキーは入学前のスキーの練習としても実はおすすめです。
広めの公園に行くと、小学生くらいの子ども達は雪合戦や雪中サッカー⚽️をしているのもよく見かけます。
ちなみに息子の冬の公園デビューは誕生日の関係もありますが2歳になってからでした。
公園での雪遊びは一人歩きがしっかりできるようになってからの方が安心して楽しめるかもしれません。
近場で気軽に楽しむのももちろん良いのですが、北海道の冬は長い・・・🙄
冬休みや休日には家族みんなでお出かけをしながら雪遊びを楽しむのはいかがでしょうか。
市内のおすすめスポットを5つご紹介します。
(※例年と変更されている点もあると思いますので、詳しくは公式ホームページでご確認お願いします。)
近年冬のお出かけ場所の定番にもなってきているのではないでしょうか。
公園内に冬季限定でできる『滝野スノーワールド』
平均斜頸7度というなだらかなファミリーゲレンデはスキーやスノーボードを初めて楽しむというお子様にもぴったり。
友人家族が、4歳と1歳の子どもを連れて遊びに行きましたが、スキーやスノーチューブを各々楽しむことができたようです。
室内の休憩所や室内遊具も充実しているので、一日中飽きることなく過ごすことができるでしょう。
スキーやソリはレンタルがあるので、スキーウェアを着て手ぶらで遊びに行けるのも嬉しいポイントです。
公式HP→https://www.takinopark.com/snowworldtop/
札幌ドームの約14個分もの広さがあるさとらんど。その広さを活かして、冬は思う存分雪遊びができます。
無料エリアの『さとの雪山』は、小さなお子様でも安心ななだらかな斜頸を、持参したソリで楽しむことができます。
バナナボートやスノーモービル(有料)などのアトラクションも🍌
「さとのプレイパーク」というプロジェクトでは様々な冬のレクレーションが行われるので、ぜひお出かけ前にホームページでチェックしてみましょう。
公式HP→https://www.satoland.com/
世界的彫刻家のイサム・ノグチが手掛けた、札幌市民であれば誰もが知るモエレ沼公園ですが、なんとなく夏に楽しむ公園というイメージが強いかと思います。
なんですが、意外にも冬がとても楽しそう!
公園内の山でスキーやスノーボードの練習をしたり、公園内を散策しながら北海道の広大な冬景色を楽しむこともでき、様々な年代の方が利用しているようです。
年明けの1月5日からは有料ではありますが、歩くスキーやスノーシューのレンタルも行っています。
公式HP→https://moerenumapark.jp/
ここでの雪遊びは、一味違います。
まずは『馬ソリ』。冬季期間中の土日祝のみの運行ですが、馬がひくソリに乗って開拓の村の敷地内を周ることができます。
ちなみに乳児でも大人が抱っこしての乗車可能とのことです。
そして開拓の村らしいのが『冬の生活体験』です。
開拓当時の人々の冬の暮らしや、竹スキーなどの遊びを体験できるイベントです。
こちらは今シーズンの詳細はまだ発表されていないので気になる方はホームページをこまめにチェックしてみてください。
冬休みの自由研究の題材になる体験もできるかもしれません。
公式HP→https://www.kaitaku.or.jp/
初心者から上級者向けの15種類ものコースが魅力的な札幌市内最大級のスキー場。
練習をしながらレベルに合わせて上のコースに挑戦していけるという楽しみ方も味わえます。
また、オリンピアゾーンには『恐竜キッズパーク』という、まだスキーやスノーボードに乗れない位のお子様も楽しめる場所もあり、ソリやスノーチューブを滑ることができるので、滝野スノーパークのように家族みんなで楽しむことができます。
公式HP→https://sapporo-teine.com/snow/
毎年冬が来るたび「雪かきがつらい」「通勤が大変」などと思ってしまう方も多いと思います。
でも、せっかく北海道に住んでいるので子どもと一緒に冬を楽しんでみませんか?
『暑い夏』が終わったあとは、子どもと一緒に雪遊びをして『熱い冬』を過ごしましょう!