子どもの急病、ケガ…どうする!?
子どもはちょっとしたことで急に具合が悪くなったり様々な症状が出たりします。
日中に「かかりつけ医」を受診すべきか、夜間や深夜でも病院に行くべきか、それとも救急車を呼ぶべきか…?など、迷うことはあるでしょう。
また、急な事態に慌てずに対処することが大切とわかってはいても、その方法を知らなければ、冷静な判断や適切な対応をすることは難しいかもしれません。
子どもの急な体調変化のときに役立つサイト、そして救命救急法などの対処法を学べる講習会を紹介します。
- こどもの急病(北海道小児科医会等)
「こどもの様子をみて、すぐに病院へかかった方がよい」と判断する症状をまとめたパンフレットです(PDFをサイトからダウンロードできます)。発熱、咳、ひきつけ、嘔吐、腹痛、など、症状別にまとまっているので、見やすく、わかりやすいです。また、救急車や救急医療を利用するときの基準も紹介しているので参考にしてみてください。
→詳しくは北海道医師会のホームページ - 子どもの緊急ナビ(札幌市サイト)
誤飲ややけど、ひきつけ等に対する応急処置を紹介。また、「病気やケガの予防」では病気やケガを未然に防ぐための手立ても紹介しています。緊急連絡先のリストも掲載していて、ママの「困った!」にこたえてくれる心強いサイト。
救急法を学んでみよう
もしものときのために、蘇生法や応急処置の仕方を知っていれば、なお安心でしょう。ママのちょっとした知識が、自分の家族だけでなく、誰かの命を救うことにだってつながるかもしれません。
ママが参加できる様々な講習会があります。インターネットを使って自宅で気軽に受講できる講座もありますよ。ぜひ積極的に参加してみましょう。
- 応急手当WEB講習(札幌市防災協会)
インターネットを利用して、自宅などでe-ラーニングにより応急手当、心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)の使用方法を学ぶことができます。
受講時間は1時間程度で、費用は無料です。修了テストで80%以上正解すると、受講者本人のみに受講証明証が発行されます。
パソコン、タブレットPC、スマートフォンに対応しています。 - 救命ステップアップ講習(札幌市防災協会)
基礎的な応急手当の知識を習得した方(応急手当WEB講習、救命入門コース、救命導入講習)に対し、応急手当の知識と技術に関するレベルアップを図る講習です。成人に対する心肺蘇生法、AEDの取り扱い方、止血法などを行います。
対象は、札幌市内に居住、勤務または通勤・通学する人で、応急手当WEB講習、もしくは、救命導入講習、救命入門コースを受講していることが条件となります。
講習は2時間で、毎月19日に、市民防災センター(白石区)で行っています。
申し込みは、札幌市防災協会で随時受け付けています。
→詳しくは(公財)札幌市防災協会のホームページ - 幼児の安全法(日本赤十字社)
乳幼児期に起こりやすい事故の予防とその手当、かかりやすい病気と発熱・けいれんなどの症状に対する手当などの知識と技術を習得できます。
講習は12時間で、道内の赤十字病院等で開催しています。
また、全ての課程を修了すると受講証が、検定を合格すると赤十字幼児安全法支援員認定証が交付されます。教材費、保険料として、実費1,800円がかかります。
→詳しくは日本赤十字社北海道支部
このほかにも、病院などで市民向け講座として、蘇生法などの講習会を開催していることもあります。気軽に足を運んでみましょう。