| Pregnancy & Birth |

妊娠・出産

妊娠・出産にはどれくらいの費用がかかるの?

4329098_s

出産には一体どれくらいのお金を準備したらいいのかな?子供が欲しいと思ったとき、まずは気になることの一つ。出産や健診には保険がきくの?健診は出産まで一体何回くらい行くの?まとまった貯金がないと無理? etc.


初めての出産だと、予想もつきませんよね。でも、過度に心配することはありません。自治体や健康保険組合からの支援もあるので、ある程度の貯金と日々の備えで十分補えます。まずは心構えとして、予算をたてておけば安心ですね。

かかるお金は、大きく分けると2つあります。
1.定期健診費用
2.入院・分娩費用
では、それぞれ、どれくらい必要となってくるのか調べてみましょう。

定期健診費用は?

妊娠は病気ではないので健診費用は保険の対象外。意外にお金がかかると言われます。かといって、『お金がもったいないから・・』、『体の調子もいいから・・』と自分の判断で健診を受けると、定期的に通うことで早期に子供とママの体の異常を発見できるという健診の意味がなくなってしまいますので、必ず医師の指示どおりに受けましょう。

定期健診は一般的に、妊娠初期~妊娠23週までは4週に1回、妊娠後期に入ると2週に1回、予定日が近づいてくると週に1回。経過が順調であれば、出産まで14回程度の受診になります。産院の種類などにもよりますが、1回当たりの受診費用は5千~1万円程度。14回ほど受診するのが望ましいとされていますので、そうなると全部で10万円前後かかってしまうことになります。

また、出産は親元で・・など転院の予定がある方は、紹介状の費用、初診料も必要となってきますし、定期健診以外にも、不意の出血などのトラブルで受診する可能性を考えると、さらに2~3万円ほど多く用意する必要が出てきそうです。

定期健診14回分を助成

そこで、国や自治体は平成21年度から14回の検診費用を助成しています。それまでは5回分しか出ていませんでした。助成の対象にならない検査があったり検査回数に制限があったりと、 すべて無料というわけにはいかないようですが、札幌市では助成が年々手厚くなってきていますので、自己負担が大幅に減りました。
市外で検診を受けた場合も、申請する事で費用の一部が助成されます。
詳しくはこちらをご覧下さい。

入院・分娩費用は?

産院や分娩スタイル、出産時の時間帯などによって、分娩・入院の費用はさまざまですが、平均して45万円ほどといわれています。
では、違いはどのように生じるのでしょうか?

  • 部屋の種類
    大部屋料金を基本とすると、2人部屋、個室、LDRなどの場合、割増料金が必要です。
  • 産院の種類
    一般的に助産院や公立の総合病院は低め、私立の総合病院や大学病院は高め。個人産院は設備やサービスなどによりまちまちなので、事前に調べる必要があるようです。但し、安いor高いで一概にいい悪いは決められないのでご注意を。
    助産院や個人産院の場合は、緊急時の医療対応レベルにより、設備や産科以外の診療科目が揃った大学病院に転院せざるを得ないことも。かといって設備の整った大学病院が安心かといえば、患者数が多く待ち時間が長い、出産時の先生を選べない、看護学生の実習も兼ねている・・などの不満要素もちらほら。
    産院は、様々なことを考慮した上で決める必要があるようです。
  • 割増料金
    同じ病院の同じ部屋に入院したのに、人によって費用が違ったなんてこともよくあります。多くは早朝・深夜・休日など時間外での出産がそれに当たるよう。昼間から入院しても、深夜に出産すれば深夜扱いに。
    でもこればっかりは自分ではどうしようもできないですよね!

他にも、お産のときのトラブルで入院が長引き、思ったより費用がかかった・・なんてこともありますから、50万円くらいかかると考えておけば良いでしょう。

| Members |

無料メルマガ会員募集
ママナビより子育て中のママにとってお得な情報を週1回程度、お知らせいたします。
ママナビのメルマガ会員になると・・・
プレゼントの当選確率2倍!!
メルマガ会員はママナビが実施するプレゼントの当選確率がなんと2倍。特別な手続きはいりません。もちろんすでにメルマガ会員の方にはダブルチャンスが適用。今すぐ登録してプレゼントの当選確率を高めましょう!
「どんなメルマガが届くの?」
メルマガサンプルはこちら