名づけ方法について
名づけにはいろんな方法がありますが、大きく分けて5つほどあります。あれもこれもと同時に考えて名前をつけようとすると混乱してしまいますので、まずは、夫婦2人でよく話し合い、名づけにあたって何を大事にしたいのか、お互い納得できる方法を決めてから、名前を考えるとスムーズにいくようです。
呼び方や好きな音の響きから名づける
最近もっともポピュラーな方法。呼び方を決め、その後漢字をあてはめます。
(例)『ゆい』と呼びたい・・・結衣、結、優衣etc.
『と』で終わる名前がいい・・悠人、大翔、大和etc.
『ゆうくん』というニックネームにしたい・・悠真、雄大、悠希etc.
音の響き、つまり音韻のイメージが性格に影響するとも言われていますので、音の印象
(例 『あい』より『けい』のほうがクールな印象etc.)から好みのイメージに近い呼び方にするのもいいですね。
イメージから名づける
我が子に持たせたいイメージ、生まれた干支にちなんだもの、夫婦の趣味などから決めます。
(例)広大な海や自然のイメージで・・・陸、海翔、七海 etc.
午年生まれだから・・・駿、春馬、蒼馬etc.
サッカー好きの夫婦だと・・・翼、修斗(シュウト) etc.
親の期待などの思いを込めて名づける
こんな子に育ってほしいという親の願いを込めてつけます。名前から連想されるイメージや漢字の意味を合わせたり、姓名判断でその要望にあてはまる画数を選ぶこともあるでしょう。ただ思いを込めるのはいいですが、あまりにかけ離れた要求は止めておいたほうがいいかもしれませんね・・・
(例) 太陽のように輝き、ほがらかに大きく育って・・陽太、陽翔、朝陽etc.
美しく花を咲かせ、周囲を和ませる人に・・・花、さくら、陽葵 etc.
好きな漢字から名づける
気に入っている漢字があるようなら、その漢字の音・訓読み・名のりを調べて、そこから自分のイメージにあった名前にします。最近は「音から考えて、あとで気に入った漢字を選ぶ」パターンが主流なので、この方法は少なくなっているようです。
親の名前から一文字もらって、親子関係が良くなるよう願いを込めたりすることもあります。また、名前に関しては漢字の読み方は基本的に自由。あて字も認められていますが、あまりに読みづらい個性的な名前だと、子供が将来不都合を感じるかもしれませんので、よく考慮しましょう。
姓名判断や占いに従って名づける
これがもっとも難解な名づけ方法!姓名判断とは、姓名の文字の画数が、運勢に影響するという占いによるもので、数多くの姓名判断サイトや、本屋に行けば姓名判断による名づけ本がたくさん並んでいます。画数により必ず不幸になったりするわけではありませんが、それでもやはり気になる!という方は多いですよね。
流派や、占い方により画数の数え方も異なりますし、全てパーフェクトにするのは至難の業!最初に選んだ本や、『自分の名前を占ってみて当たってるなと思われる流派』や『考え方に好感のもてる流派』など、一つに決めて、あまり考えすぎず進めるのがいいようです。