5000キロの旅から戻った強者たち
2022.11.21
札幌はついに初雪が降りました❄️実際はみぞれだったので積雪はまだ少し先になりそうです。そんな晩秋の北海道はサケの遡上シーズンです🐟今年の千歳川は過去最高55万匹を超えそうだとニュースで話題になっています。川をごった返すサケを見に「サケのふるさと千歳水族館」に行ってきました。
信じられないほどのサケが!
水族館のすぐ脇に千歳川が流れています。橋から川を覗いてみるとサケが群れを成していました😳
雨でサケがわかりづらい写真となってしましましたが、サケは写っています。ざっと30匹くらい!!川を見渡すと200匹くらいは目視出来ました。ニュースで流れていた川底が見えないほどのサケとは言えませんでしたが、それでも大群を見ることが出来ました。
千歳水族館は日本で唯一、川の中まで水族館です。水中観察ゾーンから、本物の千歳川の中を見ることが出来ます。よく見ると川底にイクラが散らばっています。はるか遠く5000キロ先のアラスカから戻ってきた強者たちの勇姿に感動しました👏
大迫力!インディアン水車
川には水車が設置されています。こちらは通称「インディアン水車」の捕魚車です。くるくる回る水車のカゴ状になった羽にはサケが数匹ずつ入って捕獲されていました。水車は川の水力で24時間回り続け、サケが勝手にカゴに飛び込み捕獲される仕組みとなっています。捕れるかどうかはサケ次第。この水車は水族館の入口にもあります。
水車は8月下旬から12月中旬まで設置され秋の風物詩となっています。捕獲されたサケは「さけ・ます人工ふ化放流事業」に用いられるそうです。ここでふ化した稚魚がまた放流されていくのですね。サケの遡上と産卵シーンを実際に見ることが出来るのは北海道ならではです。
「サケのふるさと 千歳水族館」
千歳市花園2-312